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2011/07/09

iPS細胞関連ニュース2つ 07/09/2011

チョット前ですが、iPS細胞関連ニュースを2つ☆

iPS細胞の作製効率50倍に 米ミネソタ大准教授ら (2011年7月6日 朝日新聞)

 ヒトやマウスのiPS(人工多能性幹)細胞を作る効率を50倍以上、高めることに、米ミネソタ大の桔梗(ききょう)伸明准教授らが成功した。筋肉の細胞を作る遺伝子の一部を使った。米専門誌ステムセルズに6日発表した。

 桔梗さんらは、iPS細胞作製に必要な遺伝子(Oct3/4)の配列に、筋肉の細胞を作る時に働く「MyoD」という遺伝子の一部をくっつけて、皮膚の細胞に組みこんだ。従来、約2週間かかった作製日数が5日に短縮されたほか、ヒトのiPS細胞の作製効率が約0.3%と、従来法の50倍にアップした。

 MyoDは、皮膚の細胞を筋肉の細胞に変化させることもできる。多数の遺伝子を働かせる強力な「親玉」のような遺伝子だ。

もう1つ☆

万能細胞にがん遺伝子不要…高品質のiPS細胞も可能 埼玉医大教授ら発見 (2011/07/08 産経新聞)

 万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)は、さまざまな細胞に分化できる能力を保つために必須とされた「がん遺伝子」が働かなくても、分化する能力を失わないことを埼玉医大の奥田晶彦教授らが発見、8日付の米科学誌セル・ステム・セルに発表した。このがん遺伝子は人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製にも密接に関わっており、がん化のリスクが少なく、質の高いiPS細胞をつくるのにも役立つ成果という。

 がん遺伝子は、京都大の山中伸弥教授がiPS細胞を最初につくったときに使った遺伝子の一つ「cMyc」。現在はcMycを使わなくてもiPS細胞をつくることが可能になったが、作製効率が低下する。

 奥田教授らは、薬剤によりcMycが働かないようにしたES細胞をつくって実験。通常の培養法では別の種類の細胞に分化してしまい細胞死したが、細胞が分化するのを抑える薬剤を培養液に加えたところ、ES細胞のまま増殖を続けた。

 奥田教授は「cMycは分化を抑えていた。詳しく調べれば、ES細胞やiPS細胞の実用化を妨げる壁となっているがん化を克服できる可能性もある」としている。

少し前にも「マイクロRNA」という物質を使って簡単、安全に作る方法を、大阪大学大学院が発見していますが、今回の発見で色んな選択肢が増えてくることは素晴らしいことです(≧∇≦)
科学の進歩は日進月歩。
早く臨床にこぎ着けてほしいものです。頑張ってください!

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コメント

サタママさん、こんにちは♪

毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしですか。

ホント、早く早くですねー。
希望は捨てずにお互い頑張りましょうね☆(≧∇≦)

投稿: style-TK | 2011/07/14 17:46

明かりが見えてきたような気もしますが、患者にとって、毎日、どこか機能が衰えて行くので、早く、早くとあせってしまいます・・・

皆さんに、希望が見えてきたのには違いないので、頑張りましょうね!

投稿: サタママ | 2011/07/12 09:40

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