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2013/07/28

脚が・・・

ここ1ヶ月で脚の不調が著しくなってしまいました。

元は腰痛の影響で、洗面所で洗顔や歯を磨く際に上体を起こしているのが辛くて、スグに前屈みになってしまっていました。そして、やがてそのせいでお尻から太もも、膝裏、ふくらはぎまで負担が掛かり、痛むようになりました。
それでも今まで無理して頑張ってきたのですが、もう脚の筋の痛みが限界に達してしまい、方針転換です。

ALSの場合、やらなすぎは進行を速めるのでダメですが、やり過ぎも同様にダメです。
今回は慢性的な痛みになってしまうほど脚が疲労してしまいました。失敗です・・・(涙)

今後は脚の具合を見ながら、無理はしないで人の助けが必要な場面では手を借りる。
だからといって、いきなり10から0にするのではなく、自分で楽にできる方法を検討中です☆(そのため、ブログ更新が空いてしまいました・・・)

諦めるにはまだ早いですよ(^_-)-☆
私は往生際が悪いんです(笑)

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2013/07/12

ALS関連ニュース2つ(2013/07/12)

マジで暑くて死にそうです・・・( ´;ω;`)ブワッ

さて、ALS関連ニュースを2つ☆

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者脳に出現する原因タンパク質TDP-43の異常凝集物が自身を鋳型として細胞内で増殖・蓄積することを実証 ALSなどのコンフォメーション病の発症メカニズムの解明・治療法開発に期待

平成25年7月4日
(公財)東京都医学総合研究所
福祉保健局

 (公財)東京都医学総合研究所の野中隆副参事研究員,長谷川成人参事研究員らは,筋萎縮性側索硬化症(ALS)(※1)や前頭側頭葉変性症(※2)の患者脳に出現する原因タンパク質TDP-43の異常な凝集物(固まり)が,極めて安定で生体内で分解・排除されにくく,細胞内で自身を鋳型として異常蓄積し,さらに細胞から細胞へと伝播しやすい性質を有し,最終的に細胞死を誘導することを世界で初めて発見しました。
 この研究成果は,TDP-43がどのようなメカニズムで細胞内に蓄積し,その結果神経変性が導かれるのかという筋萎縮性側索硬化症の発症メカニズムの解明,さらに治療薬の開発に大きく貢献することが期待されます。なお,この研究は,文部科学省科学研究費補助金・新学術領域による補助,及び東京都からの運営費補助金による「がん・認知症対策」特別研究の一環として,平成20年度から実施されているものです。

1 研究の背景

 アルツハイマー病,パーキンソン病あるいはALSに代表される神経変性疾患では,患者脳の神経細胞内に特定のタンパク質からなる異常な凝集物(固まり)が形成され,これが神経細胞死を引き起こし,最終的に発症すると考えられています。これらの凝集物は,本来なら凝集しない正常なタンパク質の形(立体構造:コンフォメーション)が異常な形へと変化し,その変化したタンパク質が細胞内で凝集することで形成されると考えられており,このような異常凝集物が出現する神経変性疾患は,最近ではコンフォメーション病(※3)とも呼ばれています。しかしながら,これらの異常な凝集物がどのようなメカニズムで形成されるのか,またどのような性質を有するのかについては未だ不明な点が多いのが現状です。今回,野中副参事研究員らは,患者脳より異常な凝集物を取り出し,その極めて安定な性質を見いだすと共に,それらを神経由来の培養細胞(※4)に導入することによって,患者脳で起きている神経細胞の異常を,実験室レベルで極めて忠実に再現するモデルを構築することに世界で初めて成功しました。

2 研究の概要

 ALS患者脳よりTDP-43凝集物を生化学的に調製し,電子顕微鏡で観察したところ,これらは正常細胞には見られない異常な線維状の構造物であることが判明しました(参考図1)。これらの凝集物を培養細胞に導入すると,外から加えられた凝集物を鋳型として,培養細胞に存在する正常なTDP-43(本来なら凝集しないはずのTDP-43)が異常蓄積し始めることを見いだしました(参考図2)。これらの培養細胞で見られた異常凝集物には,患者脳に出現する凝集物で特徴的に起きているTDP-43のリン酸化といった変化も観察されたことから,患者脳に見られる異常凝集物と極めて良く性質が類似していることも分かりました(参考図2)。また,このような凝集物が存在する細胞はしばらくして死滅することも分かりました。さらに,このTDP-43の凝集物は,細胞から細胞へと伝播しやすく,伝播した先の細胞内において再び鋳型として機能し,異常凝集物が次々と作り出される可能性が示唆されました。この細胞モデルを利用して,異常なTDP-43凝集物の性質を検討したところ,これらを100℃で加熱したり、タンパク質分解酵素で処理しても,鋳型としての機能が保たれるという驚くべき性質が見いだされました。以上の結果より,生体内で異常凝集したTDP-43は,その安定な性質のため生体による分解・排除機構を免れ,神経細胞から神経細胞へと伝達され,自身を鋳型として本来なら凝集しないはずの正常TDP-43を次々と凝集させ,最終的に神経細胞を死に至らしめることが考えられます(参考図3)。

3 今後の展望

 本研究で構築したTDP-43凝集物形成の細胞モデルは,ALSの発症機序の解明だけでなく治療薬開発にも応用できることが期待できます。これまではTDP-43の最初の異常蓄積を抑制する化合物の探索などに重点が置かれてきましたが,それだけではなく,異常凝集物の細胞から細胞への伝播を抑制する化合物なども治療薬として開発できる可能性があります。

▽引用元
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/07/20n74300.htm

もう1つ!(^_-)-☆

イタリア 筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療のための神経幹細胞移植:フェーズ1の結果は良好

WIRED NEWS (ITALIA) 2013.7.10 WED

イタリアで、筋萎縮性側索硬化症の治療のために成人の幹細胞移植の臨床試験が行われた。フェーズ1の結果は良好で、問題のある反応は見られなかった。フェーズ2に向けて準備が進められている。

神経変性疾患(中枢神経の細胞が徐々に死んでいく病気)、とりわけ筋萎縮性側索硬化症(ALS)に苦しむ人によいニュースだ。非営利組織のNeurothon協会(6月24日に名称をRevertに変更)の会長、アンジェロ・ヴェスコヴィは、ALSの治療のために人間の神経幹細胞を移植する臨床実験のフェーズ1を、良好な結果で終えたと発表した。

「ALSのために行われている実験のフェーズ1は、2012年6月25日に始まった。世界初の人間の神経幹細胞移植で、あらゆる倫理的・道徳的問題をクリアしている」と、Neurothon協会は述べている。「この実験は2013年3月22日に成功裏に終わり、外科的プロセスや移植した細胞に起因する重要な否定的結果は見つからなかった。アメリカで同時期に並行して行われた実験よりも著しく優れた臨床・外科的結果を収めている」。

この成功を受けてさらに、保健高等研究所(ISS)とイタリア医薬品庁(AIFA)は、実験のフェーズ2を開始することを許可した。これは、脊髄のもっと高い部位への移植を予定している。

研究者たちの達成した結果は、将来の治療に希望を与えてくれる一歩だ。ただし実験の目的は、フェーズ1の研究が常にそうであるように、「移植プロセスの安全性と、移植した細胞が無害であることを検証することのみ」だったことに注意しなければならない。

ヴェスコヴィ自身が1996年に考案したこの技術は、脊髄の異なる部位にある3箇所か6箇所に全部で500万の培養した細胞を移植することを想定している。幹細胞は、いわゆる運動ニューロンの近くに移植される。これは、ALSにかかった患者の体内で次第に死滅していく神経細胞で、進行性の筋萎縮を引き起こす。

テストは6人の患者に実施された。彼らには、「手術や麻酔による併発症は見られなかった」。患者たちは平均10日後に退院して、リハビリ部門へと送られた。6人の患者のうち2人が死亡したが、「病気の自然な進行によるもので、それぞれ6カ月後と8カ月後のことだった」。しかし検死データは、死因が実施された移植によるものではないことを確認した。

「わたしたちは、支持者や患者と彼らの家族にした、ALSに対して細胞移植の臨床実験を開始するという約束を守ったことに満足し、誇りに思っています」と、ヴェスコヴィは主張する。「わたしたちの研究は実験的なもので、非常に厳格な科学的・倫理的基準に基づいて、不治の脳神経疾患に対して行われます」。

そして科学者たちは、当局から得た許可に勇気づけられて、すでに未来に目を向ける準備をしている。「次の一歩は、実験のフェーズ2を開始して、頸椎の領域に移植を行うことです。より複雑ですが、病気の進行により直接的にかかわっていて、そのため治療の観点から言えば、より結果に期待がもてます」

▽引用元
http://wired.jp/2013/07/10/transplant-als-good/

一歩一歩、確実にALSの治療法に近づいています☆
希望を捨てず、今できることを頑張りましょう!!

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2013/07/06

ALS関連ニュース(2013/07/06)

いつもALSに関する貴重な情報を掲載してくださっていたAlexKazu さんのブログが、ご家庭のご都合でしばらくお休みされることになりました(;ω;)
そこで、僭越ながらAlexKazu さんからメールで頂いた情報を代わって掲載させて頂きます(^_-)-☆

AlexKazu さん経由、Zenigataさんからの最新情報☆

輸送問題が運動神経の死をもたらしている可能性

[軸索輸送について]
軸索輸送は軸索でおこり、この適切な機能は神経細胞の生死にかかわるものである。軸策は神経細胞から長く伸びる繊維で、信号を他の神経細胞や筋肉細胞に伝えるものである。

軸策において細胞内物質は2方向に輸送される。細胞本体から遠ざかる方向と、近づく方向である。輸送の速度も2種類ある。高速と低速で、輸送される物質のタイプによってきまる。

軸索輸送のスローダウンは軸策の遠端にて適切に機能するために必要な物質の欠乏を招き、時には細胞本体の死を招く原因のひとつにもなりえる。ALSの運動神経ににおいて、(機能の)劣化は一般的に軸策の遠端からおこり、細胞本体に向かって徐々に内側へと向かっていく。他の神経や筋肉細胞との連絡が切れた神経細胞は死滅する。

最近の研究で、SOD1タンパク質の変異がひとつの軸索輸送をスローダウンさせる原因である事が特定された。そして、「分子介添え(Molecular chaperone)」がこの問題の可能性のある解決法であることを、関連する研究が示している。


[分子モーター(軸索輸送の動力)のスローダウン]

アメリカとアルゼンチンを本拠とする研究チームによる、イカの神経軸策を使った研究で、正常なSOD1タンパク質と異なり、変異したSOD1タンパク質は、細胞本体から遠くなる方向の高速の軸索輸送を阻害することが報告されている。(SOD1の変異はALSの原因のひとつである事が判っている)

シカゴにあるイリノイ大学のスコット・ブラディーらの発見によると、変異したSOD1タンパク質はP38MAPK (P38 ミトゲン活性化タンパク助酵素)の通路信号活動を上昇させる。一方でP38MAPKは軸索輸送の動力を提供する分子モーターを変形させ、その作業を適切に行う事をできなくしてしまう。

この発見はSOD1またはSOD1とP38MAPKタンパクとの連携を標的にする事がALSの治療戦略になる可能性を示している。


[分子介添え(Molecular chaperone)が軸索輸送の欠陥を救う]

他の関連する研究を行う研究者らの報告によると、変異SOD1に引き起こされた、細胞本体から遠くなる方向の高速軸索輸送のスローダウンは「分子介添え」すなわち、他のタンパク質の適切な梱包や展開を行うタンパク質によって是正する事が可能である。

イカの軸策での研究では、heat-shock-protein110 (HSP110)がSOD1によるMAPKタンパク質のの活性化をブロックし、軸索輸送の欠陥を完全に是正した。

さらに彼らの発見によると、変異したSOD1タンパクの存在にもかかわらず、P38MAPKを抑制した化合物は軸索輸送の状態を正常化させた。

これらの発見は、変異SOD1またはそのP38MAPKタンパクとの連携、またはP38MAPKそのものを標的にする事にALS治療法の可能性があることを示している。

[原文]
http://alsn.mda.org/news/transport-problem-may-cause-motor-neuron-death

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